それでは、顧客毎のレッスン数を求めます。
COUNTIF関数はデータ件数を求める関数なので対象となるセルにデータが入っていれば1件と数えます。
今回のレッスン数は、対象となる範囲の顧客毎のレッスン数を求めるということになりますので、SUMの条件付き関数のSUMIF関数を使います。
SUMIF関数の引数は次の通りです。
SUMIF(①条件の対象範囲,②条件,③集計する範囲)
集計を表示させるセル「C2」を選択し、実際に入力していきます。「=SUMIF( 」まで入力します。
まずは①条件の対象範囲です。条件は顧客毎のレッスン数なので、顧客名が入力されたセル「B7」から「B13」までをマウスでドラックします。後でコピーすることを考えて絶対参照にしましょう。(絶対・相対参照の回を参考にしましょう。)「,」で区切ります。
※図をクリックすると大きく表示されます。

次は②条件です。青森太郎さんのレッスン数だけを合計したいので、集計表の顧客名のセル「A2」をクリックします。「,」で区切ります。

最後に③集計する範囲です。集計する範囲はもちろんレッスン数が入力されている、セル「C7」から「C13」までをドラックします。絶対参照にしましょう。

おさらいです。
①条件範囲から②青森太郎と入力された行の③レッスン数を合計する。という意味になります。図をなぞりながら確認してみてください。
「)」で閉じてEnterキーを押します。

青森太郎さんのレッスン数だけ集計されました。
それでは他の顧客にもコピーしましょう。

他の顧客のレッスン数も正しいですね。
あとは、単価に2,000円と入力し、レッスン数×単価「C2*D2」という数式をレッスン料の欄に入力してコピーして完成です。

このシートを月別につくって、集計部分をシート間で合計するなんてこともエクセルはできます。
いろんなパターンの仕事に使えそうですね。COUNTIF、SUMIF関数使ってみてください。
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