在庫を管理するための項目設定ができました。

項目に沿ってデータを入力し、「dhenkan」マクロを登録した図形をクリックすることでデータをどんどん追加することができます(「データ変換①~コードを貼り付ける」と「データ変換②~dhenkanマクロの使い方」を参照)。

まず最初に入力するデータは、現在の在庫を入力することですね。
年度初めと想定し、処理区分を「繰越」で入力します。

倉庫ごとに商品、数量を入力すると、他の項目は自動計算されます。

入力できたら図形をクリック!
「データ」シートにはこのようにデータが追加されていきます。

繰越処理が終わったら、別な処理区分で入力してみます。
「弘前」倉庫から「弘前家具店」に「A品」を販売しました。

在庫項目に注目すると・・・・・。
「販売」は在庫がすべてマイナス(減)になります。
図形をクリックし、データを追加します。
少し破損があったので、1,000円程「値引き」しました。
値引きの場合は、「数量」欄を「値引き額」として利用します。

「値引き」は販売額(売価)だけマイナス(減)になります。
図形をクリックし、データを追加します。

データは追加されてますね。
弘前の倉庫から青森倉庫へ「A品」を「10」個「転送」します。取引先へは「青森」と入力しておくとわかりやすいですね。

転送は在庫減ですね。図形をクリックし、データを追加します。
青森倉庫側は、弘前からの転送を受ける形になるので、処理区分は「転受」になります。
数量を「10」と入力します。

転受は在庫増ですね。図形をクリックし、データを追加します。
このようにデータが追加されます。

「転送」「転受」は個々の倉庫では増減がありますが、全体としてはプラマイ「0」になります。
このように毎日の在庫の動きを入力していき蓄積されたデータを使うことで在庫管理ができるわけです。
今回は、全倉庫のデータを一つのブックで管理していますが、倉庫ごとにデータ管理してもいいですね。
ピボットテーブルで在庫管理③~データ範囲(名前の定義)・・・・・につづく
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