毎日コツコツできれば一番いいのですが、そうもいかず、あとでまとめて・・・なんてのも多いですよね。
データを入力するとき、大抵の場合、まずは「ID」や「氏名」などのフィールド名を一番上の行に作り、その下の行にデータを入力していきます。
最初はいいんですが、データが多くなってくると入力しずらいですよね。
Accessなんかだと、フォームというオブジェクトがあるので、入力用の画面を簡単に作成できて、一件、一件確認しながら入力できます。
効率も上がるし間違いも少なくなります。
Excelにもフォームという機能はありますが、カーソルの移動や、関数や入力規則が入ったセルの内容が反映されないなど、扱いにくい点が多々あります。
なんとか、ExcelでもAccessのように一件ずつ入力したデータを簡単にデータベースに変換できないかと思い、VBでこんなコードを作成しました。
Sub dhenkan()
'
' データベース変換
'
Dim nyu As Integer, db As Integer
nyu = Worksheets("入力").Range("a1").CurrentRegion.Rows.Count
db = Worksheets("データ").Range("a1 ").CurrentRegion.Rows.Count
For Count = 1 To nyu
Worksheets("データ").Cells(db + 1, Count) = Worksheets("入力").Cells(Count, 2)
Next
For Count = 1 To nyu
If Not Worksheets("入力").Cells(Count, 2).HasFormula Then
Worksheets("入力").Cells(Count, 2).ClearContents
End If
Next
Range("b1").Select
End Sub
VBを知らない方は、なんのことか分からないと思いますが、簡単に解説すると、「入力」というシートに入力したデータを「データ」というシートに書き込むという作業をしています。
このコードをVBのEditor画面に貼り付けることで、データ入力が簡単にできるようになります。
今回はコードを貼り付ける作業を解説します。
Office2007での解説になりますが、Office2003でももちろん使えます。
①まず、このブログ上記のVBコード「Sub dhenkan() ~ End Sub」までをコピーします。
②Excelを起動します。
「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」ボタンを選択します。(Office2003ではAltキーを押しながらF11を押す)
※図はクリックすると大きく表示されます。

※「開発」タブがない場合はオフィスボタンから「Excelのオプション」を選択。

「開発」タブをリボンに表示するにチェックを付けます。

③Editorの画面が開きます。
「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択します。

④コードウィンドウ内で右クリックし、貼り付けます。

⑤Editor画面を閉じて「マクロ」ボタンを選択します。

⑥ダイアログボックスに「dhenkan」とうマクロが追加されていればOKです。

確認できたら閉じておきます。
ブックに任意の名前を付けて保存しておきましょう。(Office2007の場合、ファイルの種類を「マクロ有効ブック」にして保存すること)
次はこのマクロについての使い方を解説します。
データベース変換②~dhenkanマクロの使い方
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