以前、学校評価のアンケートをエクセルで集計する解説をしようとして、時間がなくてできなかったので、今回、読み切りで解説します。ただ自分で言うのもなんですが、読んでもなかなかわかりずらいと思うので、一応サンプルデータはダウンロードできるようにしますので、実際に見て触って使えそうだったら適当に手直してみてください。
で、学校関係のホームページをみていると、学校評価というのを公開してますね。
わたしの生徒さんにも学校関係の事務の方がいますが、これは毎年公表するようになってるそうです。
例によってdhenkan2というVBコードを少し改良しまして、私なりに作ってみました。(dhenkan2の詳細は
ここで確認してみてください。)
とりあえず図のように5段階評価(0「回答不能」も含む)のアンケートです。(いろんな学校のを参考にしました。)

シートは「コントロール」「入力」「データ」「集計」「集計表」「集計表2」を作りました。

「コントロール」シートに入力と出力のシートを指定します。

「入力」シートへはアンケートの質問項目をズらー!っと入力し、そして図形を適当に配置し、「dhenkan」コードを登録します。

「データ」シートには質問ごとに0~4までで入力されたデータが追加されます。
(もう適当なデータが入力されてます。)

この辺までのながれは
、「dhenkan2」の使い方の解説を参考にしてください。
図のアンケートでは横棒のグラフを使って視覚的に表現しています。
このグラフを作るため、質問をいったん集計するためのシートを作ります。これが、「集計」シートです。

この質問ごとに集計されたデータを使って「集計表」シートへ質問数分のグラフを作ります。厳密には、一個作ってコピーし、データの範囲を変えるだけです。
そして、集計表にグラフを一個一個配置して出来上がりです。

これが完成すると、アンケートを回収して、入力すると、集計表が出来上がるという流れができます。
たぶん、毎年だいたい同じ質問の可能性が高いと思いますので、一回少々面倒くさくても作っちゃうとあとが楽になると思います。
質問が変わったら「入力」シートと「集計表」シートの質問項目は、参照しているので、「入力」シートの質問項目を修正するだけで済みます。
集計表は2種類つくってます。(A4横型)

データはわたしが適当にいれてます。データを消してしまうと、グラフはいったん消えますが、入力するとまた表示されます。
あとは評価の平均や、平均値によって「○」「×」「△」など関数を使っていろいろ表示しています。
ホームページなどにアップする場合は、
PDFファイルなどに変換するのがいいと思います。Office2007では「名前を付けて保存する」から「PDFまたはXPS・・・」というメニューから簡単にできます。このメニューがない方は、Officeオンラインからアドインソフトを
ダウンロードする必要があります。
参考にしてみてください。